Products/製品情報

About

1790年、日本ではまだ麻や綿などが繊維の主流として出回っていた時代。今から200年以上も前のこの時、EDELWEISS(エーデルワイス・創業当時の名称「Teufelberger」)はすでにロープメーカーとして活動を開始していました。中でも登山用ロープは1900年代に本格的な生産に入り、1970年以降に画期的なドライ加工、EVERDRY(エバードライ)を生み出し、1980年には世界で初めて岩角テストをクリアしたストラトスロープの開発に成功しました。レスキュー、産業分野においてもそのテクノロジーは受け継がれており、難燃性スタティックロープ・TEMP(テンプ)やロープの外被と芯を接着したUNICORE(ユニコア)の開発、そしてUIAA(国際山岳連盟)に準拠したWater Repellent(撥水加工)において、SUPEREVERDRY(スーパーエバードライ)は最も水準が高い撥水加工処理として認められました。


//オフィシャルウェブサイト// フランス
http://www.edelweiss-ropes.com/

Products

ロープコンセプト - UNICORE(ユニコア)

外被がずれ落ちない!ユニコアはしなやかさを保ちつつコア(芯)とシース(外被)を接着により結合させた、非常に安全性の高いロープコンセプトです。従来のカーンマントルロープではシースが破断した場合、荷重によりシースのスライド(外被がずれ落ちる)リスクがありますが、それらを接着することにより、同じ状況下であってもずれ落ちすることはありません。

1. アッセンダーで登高中、外被が裂けてもズレ落ちることなく脱出可能。
2. シース(外被)の末端を溶融することなく一時的な切断が可能。
3. シース(外被)の滑りを最小限に抑えます。
4. 水によるロープの収縮を50%に低減。


ロープコンセプト - SUPEREVERDRY(スーパーエバードライ)

究極のドライ加工!20年以上の歴史を持つEDELWEISSのスーパーエバードライはシース(外被)とコア(芯)ともに全ての繊維に撥水処理が施された究極のドライ加工です。2014年にUIAA(国際山岳連盟)が打ち出した新たな撥水加工の基準は、厳しい水流環境にロープがさらされた後、ロープの比重が5%未満の状態でなければなりません。EDELWEISSのスーパーエバードライ処理を施したロープは0.8〜1.4%(EDELWEISS社の平均1.1%)という驚異的な結果を出しました。これは非処理(Non DRY)のロープの平均が40〜50%であることを考えると驚くべき数値だということが分かります。


ロープコンセプト - TEMP(テンプ)

テンプ11mmはアラミド繊維でコア(芯)をカバーし、耐熱性・耐切断性、一部の薬品への耐性を高めています。

上のグラフは温度と時間経過によるアラミド繊維の強度変化を表にしたものです。
通常のロープに使用されるポリアミド繊維(ナイロンなど)の融解温度が220℃程なのに対し、アラミド繊維はその温度域を超えて強度を確保していることがわかります。
(温度域により強度変化が大きくなることにご留意ください。また、本データは高温域での常用を保証するものではありません。)
【使用/点検上の注意】
・エーデルワイスではポリアミドの融解温度は215℃、使用および保管可能温度域は80℃以下に設定されており、テンプ11mmにおきましても同じ基準を採用しております。高温度域での使用または熱源に接触した可能性がある場合は入念に点検を行う必要があります。
・薬品や溶剤による影響は目視や触感による点検では判断が難しいケースがあります。また加重による点検を行う場合は十分に安全に配慮してください。

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